Dellは米国時間14日、CommVault Systemsと共同開発した、小規模企業向けのデータ保護ソフトウェアを発表した。
同社が発表した「GalaxyExpress」は、最大25クライアントまでのネットワークを対象に、データのバックアップおよび復旧をするソフトウェア。同社が発表した声明によると、この製品はDell/EMCブランドやPowerVaultのストレージシステム向けに設計されたもので、Dellが販売するという。価格は2495ドルから。
「GalaxyExpress」は、Microsoft ExchangeやMicrosoft SQL Server、Oracleデータベース、NetWare環境をサポートし、個々の電子メールメッセージや添付ファイル、属性情報、ファイル、ファイルグループを復旧することが可能だという。
CommVaultが提供するデータ保護ソフトウェアの、Dellデータストレージシステム上での稼働状況はテスト済みである、とDellはいう。Dellは、昨年からEMCと提携してハイエンド向けSAN(Storage Area Network)の開発/販売をする一方、より小規模な組織向けに自社製品PowerVaultストレージシステムの開発を進めてきた。
DAS(Direct Attached Storage)、NAS(Network Attached Storage)、SANの設定サポートに加え、GalaxyExpressはディスク・トゥ・ディスク、ディスク・トゥ・テープでファイルをバックアップする機能も備えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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