今年の年末までに、超小型ハードディスクが大々的に普及しそうだ。
ソニーとPhilipsは、小型音楽プレイヤーに対する関心の高まりに乗じるため、今年半ばをめどに米国で超小型ハードディスク(HDD)を搭載した音楽プレイヤーをリリースする計画だと、ハードディスクメーカーCorniceのCEO(最高経営責任者)、Kevin Magenisが語った。
他社も年末にかけて、超小型ハードディスク搭載のビデオカメラなどを投入する見込みで、少なくともあるメーカーでは、個人向けのポータブル型ビデオレコーダ(PVR)兼用の携帯端末をリリースする計画がある。
Corniceなどがつくる超小型HDDの記憶容量は、標準的なハードディスクよりもはるかに少ない1.5G〜4Gバイトだが、サイズのほうもはるかに小さく、直径は約2.5センチだ(東芝も、直径が2.5センチ未満となる独自タイプの超小型HDDを来年投入する)。
超小型HDDは、IBMが1990年代半ばに発明したものだが、当初売上は伸び悩んだ。ところが、2003年夏にRCAやRioから小型ディスクを搭載したミュージックプレイヤーが登場してきた。そして、Apple ComputerがiPodを投入し、続いてiPod Miniを発売すると、この分野に大きな注目が集まった。「iPodが市場の認知に一役買った」(Magenis)
ソニーとPhilipsが米国でリリースを計画しているモデルは、日本とヨーロッパではそれぞれ既に発売済みだ。アイワブランドで販売されるソニーの製品は、名刺ケース大の大きさで1.5Gバイトの容量を持ち、2Gバイトまでの拡張も可能。
ソニーの製品は現在229ドルで売られているが、Philipsのプレイヤーは199ドルとなっている。両製品の米国での販売価格は明らかにされていない。
iPod Miniの価格は249ドルで、こちらは4Gバイトのハードディスクを搭載している。
新しい世代の超小型HDDは、容量も信頼性は徐々に向上すると見られている。現在、Cornice製ディスクの最大容量は2Gバイトで、約1メートルからの落下(デバイス搭載時)に耐える。1.5メートルからの落下に耐える3Gバイトの製品は2005年初めに登場する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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