IPA、組み込みソフトの開発スキル標準を策定へ

永井美智子(CNET Japan編集部)2004年04月28日 11時29分

 情報処理推進機構(IPA)は4月27日、ITサービスの提供に必要な実務能力を体系化した「ITスキル標準」に、組み込みソフトウェアを別枠で追加することを明らかにした。案をまとめ5月にパブリックコメントを募集し、7月までに完成させる。

情報処理推進機構 基盤ソフトウェア開発部長の佐伯俊則氏
 ITスキル標準はITサービスの提供に必要とされる能力を体系化した指標。現在は情報サービス産業に関連した11職種38専門分野において、個人の能力や実績に基づいた7つのレベルが規定されている。IPAではこれらに加え、新たに組み込みソフトウェアの開発スキル標準を策定する方針だ。

 情報処理推進機構 基盤ソフトウェア開発部長の佐伯俊則氏は「ハードとソフトが融合する組み込み分野は日本が得意とするものの、ソフトの占める比重が急激に高まったために体系的なまとまりができていない」と指摘。組み込みソフト特有の問題として開発期間が短いこと、対象となるハードウェアの性能やプラットフォームが日々変化していることを挙げ、効率の良い開発方法が求められているとした。

 IPAでは10月にソフトウェアエンジニアリングセンターを設置し、産業界と連携しながら組み込みソフトの生産手法に関して取り組む方針としている。

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