日本サムスンがMP3プレーヤー市場に参入、46型液晶テレビも初披露

永井美智子(CNET Japan編集部)2004年04月26日 19時12分
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 日本サムスンは4月26日、MP3プレーヤー3機種を発表し、日本でも同市場に参入することを表明した。「yepp(イェップ)」という名称で、5月7日より順次販売を開始する。

 yeppはフラッシュメモリ型のポータブルオーディオプレーヤーで、重さ24gの「YP-T5」、USBコネクタ内蔵の「YP-53V」、運動中の利用を想定して脈拍や消費カロリーの測定ができる「YP-60V」の3種類がある。容量はいずれも256Mバイトで、128kbpsのMP3方式の場合、約64曲を記録できる。ボイスレコーダー機能やFMラジオチューナーを搭載しているほか、USBメモリとしても利用できる。USBインターフェースは1.1に対応する。

yepp YP-T5

 日本サムスンDigital Products事業部 事業部長 常務取締役のファン・チュンテク氏は、yeppについて「世界第2位の半導体事業の力を背景に持つ戦略製品だ」と自信を見せた。

 日本サムスンの調査によると、2003年度のメモリオーディオ市場規模は約550万台。そのうち日本市場は約60万台といい、世界の1割強を占める。国内ではポータブルオーディオプレーヤーの中でもMDプレーヤーの存在感が大きいが、2004年を契機に市場はメモリオーディオに移行していくと日本サムスンでは見ている。

脈拍などの測定ができる「yepp YP-60V」。腕に巻いて着用できる

 価格はオープンだが、「他社と同程度の2万円〜2万5000円程度になるのではないか」(日本サムスンDigital Products事業部 部長のウ・ヨンソプ氏)という。量販店で販売していくほか、企業の販売促進用の景品などとしても売り込んでいく考えだ。初年度の販売目標数は3万台という。

 256Mバイトという容量やUSB 1.1のみの対応という点では、他社に比べて特に高いスペックというわけでもない。この点について問われると、「技術的には1Gバイトのメモリ内蔵も可能だ。しかし、市場でのニーズがそこまであるかは疑問だ。USBについては1.1でも十分だと考えており、2.0対応は2004年下期になる」(ウ氏)として、音質や操作性などで差別化を図りたいとした。

 会場では同社が5月に発表する予定の46型液晶テレビも公開された。46型は「世界最大」(ファン氏)という。大型液晶テレビとしてはシャープが今年1月に45型を公開したばかり。「今まで液晶テレビはサムスンが大きさをリードしてきた。ソニーやシャープも40型超の液晶テレビを出してきたが、我々はサイズでは負けたくない」と話し、日本サムスンの旗艦製品として46型を日本で販売していく方針だとした。

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