日立ソフトウェアエンジニアリングとマイクロソフトは、Microsoft BizTalk Server 2004を中心とするMicrosoft Windows Server System製品の拡販活動で協業する。両社が4月15日に明らかにしたもの。さらに、日立ソフトは情報基盤ソフトウェアBizwarpΣ for .NETの販売を同日開始するとともに、関連するシステムインテグレーションサービスを展開する。
BizwarpΣ for .NETは、企業活動のさまざまなレベルで必要とされる情報を可視化することで意思決定と迅速なアクション実行を支援する製品。部門間にまたがるビジネスプロセスを統合する機能や、各ビジネスプロセスからほぼリアルタイムに情報を収集/統合/分析する機能を備える。
バックエンドのプロセスデータ統合は、BizTalk Server 2004、Microsoft SQL Server 2000などの製品を利用して実現。一方、フロントエンドにMicrosoft Office SharePoint Portal Server 2003、WebサービスクライアントとしてMicrosoft Office InfoPath 2003など、各種Microsoft Office System製品で情報の統合を図る。
なお、BizwarpΣ for .NETを構成する各製品コンポーネントはMicrosoft .NET Frameworkに準拠しており、「アプリケーション開発時の生産性が高い」(両社)という。また、ホスト基幹業務、Unixベースのクライアントサーバシステムといった既存システムとの連携についても、BizTalk Server 2004が提供するアダプタ開発フレームワークに従うことで、統一されたアーキテクチャによるシステム統合が可能になる。
BizwarpΣ for .NETの導入費用は最小構成時で約3000万円。
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