市場調査会社のIn-Stat/MDRは、米国時間12日に発表した調査のなかで、全世界でのデジタルテレビの出荷台数が、今年度の1700万台から2008年には9300万台に達すると予想している。
In-Statによれば、この急成長の背景には2つの要因があるという。第一の要因は、リアプロジェクションテレビに使われるマイクロディスプレイや、フラットパネルが、従来のブラウン管ディスプレイ(CRT)に代わりつつあること。第二の要因は、北米や欧州、日本の市場で、大型テレビにアナログチューナーだけでなくデジタルチューナーも内蔵されるようになったことだという。
さらに、米国市場では米連邦通信委員会(FCC)によるデジタル放送への対応義務付けなどで、アナログからデジタルへの移行に拍車がかかっており、また欧州ではますます多くのテレビ局がデジタル化を進めていることから、アナログテレビとデジタルテレビの価格差が縮小しているとIn-Statでは説明している。
だが、アジア--とりわけ中国が今後最大のデジタルテレビ市場になるとみられていると、同調査は指摘している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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