日本BEAシステムズ(ロバート・スチーブンソン社長)は、同社の主要商品である統合基盤プラットフォームの標準サポート期間を、4月8日から最大7年間に延長することを発表した。
統合基盤プラットフォームは、企業がこれまで組織ごとに開発してきたソフトなどを全社システムのIT基盤として統合するためのミドルウェア。同社では昨年7月から「BEA WebLogic Platform 8.1J」という統合基盤プラットフォームを提供してきたが、既存のシステム資産を全社共通基盤として再利用するためには長期間のサポート対応が望ましいというユーザーの要望に応えて、期間の延長を決めた。
従来3年であった標準サポート期間を5年に、1年だった延長サポート期間を2年に延ばし、最大7年にわたって製品への問い合わせ、問題解決のための修正(新規および既存パッチ)などに対応することにした。
ソフトウェア・サポートに対しては、「分かりやすさ」と「長期間対応」を求めるユーザーが多く、同社では期間延長によって他社との差別化を図り、顧客の満足度向上につなげたい考え。
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