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アルプス電気、高記録密度HDD用GMR薄膜ヘッドを開発

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 アルプス電気は3月9日、高記録密度HDD用GMR薄膜ヘッド「HRGHLシリーズ」を開発したと発表した。今年末からサンプル出荷を開始し、2005年に量産出荷に移行する。

 HRGHLシリーズでは、120Gビット/inchという高記録密度を達成。HDDは小型化の流れが進み、デスクトップPC向けでは従来の3.5インチから2.5インチへ、ノートPC向けでは2.5インチから1.8インチへ、携帯機器では1.0インチが採用され始めている。小型化の結果、小さな面積でいかに多くを記録できるかが重要になってきており、ヘッドの記録密度の向上が大きなポイントになっている。

HDD用GMR薄膜ヘッド「HRGHLシリーズ」

 HRGHLシリーズの再生ヘッド部では、素子膜面に対して水平に電流を流すCIP-GMR再生方式をさらに深耕し、同社独自のプロセス技術で加工方式を検討することにより再生出力の向上を実現した。記録ヘッド部では、記録面に対して垂直方向に記録することで記録密度を高める垂直記録方式を採用した。

 アルプス電気では、ヘッドそのものの小型化について開発を進めており、メディアとスライダとの距離をナノ精度で一定範囲に保つABS技術の研究を進めるなど、従来のスライダ容積から約70%減となるフェムトスライダを開発中だ。

アルプス電気のプレスリリース

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