スカイパーフェクト・コミュニケーションズの100%子会社であるオプティキャストは2月25日、光ファイバを利用した映像配信サービスを開始したと発表した。サービス名は「スカパー!対応 光ファイバーTV OPCAS(オプキャス)」。これは同社が2003年12月に総務省に対して行っていた電気通信役務利用事業者(有線)の登録手続きが同日完了したことに伴うもの。
オプキャスのチャンネルは、スカイパーフェクTV!のチャンネル放送と地上波アナログ/デジタル放送、BSアナログ/デジタル放送などの同時再送信チャンネルの2種類。いずれもNTT東日本が提供する映像通信網サービスを利用する。
月額利用料金は、スカイパーフェクTV!の場合、1契約あたりのチューナーレンタル料金が300円、基本料が390円。視聴料は契約チャンネルや利用したペイパービュー(PPV)コンテンツによって異なる。また、加入時に別途2800円が必要となる。同時再送信チャンネルの場合、映像回線料がマンション1棟あたり1万8000円、配信設備利用料が1世帯あたり390円。同時再送信チャンネルの利用料は、オプティキャストがマンション管理費から全戸分を一括徴収する。
サービス開始の第一号となる物件は、東京都中央区日本橋のマンションとなる予定。今後はオプキャスのサービスエリアを2005年3月末までに東京23区全域に拡大する。同社では2008年3月における光ファイバ経由の加入者を50万件以上と見込んでいる。
サービス開始に伴い、オプティキャストではオプキャス専用のカスタマ窓口とホームページを開設している。
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