ディー・エヌ・エー(南場智子社長)は2月12日、オークションサイト「ビッダーズ」において、中古パソコンの売買を行う専門コーナー「中古パソコンおまかせ広場」を開始した。また、同コーナーの開設を皮切りに、2月17日には「中古デジカメおまかせ広場」を開始する予定。
新コーナーでは、中古PCの処分と購入をワンストップで行うことが可能で、ユーザーは自分の中古PCをオークションで販売することができる。もし買い取り手が付かなかった場合でも、ページ内からリンクされているリサイクル総合情報サービス「おいくら」から下取りショップへ買い取り・見積もり依頼を出すことができる。また、新品同様の「アウトレットパソコン」や、リースレンタル後のパソコンを整備した「リースレンタルアップパソコン」をリーズナブルな価格で提供する。
「アウトレットパソコン」では、新品のキャンセルや長期在庫などの理由で、未使用のまま眠っていた商品を動作チェックおよびクリーニングした商品を提供する。
「リースレンタルアップパソコン」では、企業へのリース品およびレンタル品として貸し出されていた実用的な高機能パソコンをデータ消去、修復など整備したうえで販売する。
さらに、中古パソコンの売買に慣れていないユーザーのために、CPUやディスプレイの種類、ディスプレイの解像度の名称など、パソコンの売買に必要な知識を網羅しているほか、入手困難なPC98、X68、MSXや懐かしのゲームソフトなどを販売する「ビンテージパソコンコーナー」を用意している。
南場社長は、「今回の『中古PCおまかせ広場』を皮切りに、今後も中古販売の取り組みをデジカメなどのカテゴリーに横展開することで、リユース商品の流通を加速する役割を積極的に担っていきたい」と述べている。
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