日本IBMは7月上旬から、使用済の同社製パソコンをリサイクルした「IBM Refreshed PC」(IBMリフレッシュPC)の販売を開始する。同社が7月2日明らかにしたもの。
企業などでリース期間の終わったThinkPad、Netvista、ThinkCentre、IntelliStation、IBMモニターなど、中古IBM製品を、同社が神奈川県藤沢市で運営する使用済みパソコン再生施設、リユースセンターに回収し、外観のクリーニングや稼動確認を行って再生・再出荷するもの。
製品は、ソフマップなど中古パソコン販売を取り扱う14の量販店を通じて販売する予定。
使用済みパソコンの再生品のため、メーカー保証はない。パソコンの設置やOSの基本操作、セットアップの補助などは、新設する「IBM Refreshed PCヘルプセンター」による有償の電話サポートで対応する。サポートサービスの料金は質問1件につき4000円。
日本IBMでは、1993年から同社が手がける中古パソコンの再生・再販売事業に新たなブランドを創設し、有償サポートを提供することで、ユーザーや販売店のニーズに応えていくとしている。「ThinkPadに代表される当社のPCは、その高い信頼性と耐久性などの特長を背景に、中古市場においても高い支持を得ている」(同社)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス