日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、ウェブアプリケーション開発用の標準フレームワークとして、テンアートニのJ2EEフレームワークであるWebWorkBench DeveloperCafe(WDC)を採用した。両社が2月12日に明らかにしたもの。今後日本HPは、国内および中国開発拠点で行うJava系ウェブアプリケーション開発作業でWDCを全面的に利用する。
WDCは、ウェブシステム構築に必要なコンポーネントを網羅したJ2EE準拠のアプリ−ション構築フレームワーク。共通機能をコンポーネントとして提供しているので、開発工数の削減およびアプリケーションの品質の向上に貢献するという。両社は、「オープンソースのJ2EE対応フレームワークであるStrutsと比べ、72%少ないコーディング量で開発が可能」としている。
日本HPは全社的に共通フレームワークを適用し、このフレームワーク上にアダプティブコンポーネントを整備/拡張し活用していくことで、ウェブアプリケーション開発生産性の向上/高品質化、顧客ニーズへの迅速な対応、顧客のIT投資収益率の最大化を目指す。
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