富士通SSL、データの安全性・運用管理に配慮した無線LAN環境構築サービス

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、斎藤 潔社長)は、データの安全性と運用管理に配慮した無線ネットワークの調査・設計・構築を行う「セキュア無線LAN構築サービス群」を2月5日から提供開始すると発表した。今後2年間で5億円の売り上げを目指す。

 「セキュア無線LAN構築サービス群」は、

  1. セキュア無線LAN構築「基本」サービス
  2. 無線LAN運用環境構築サービス
  3. シームレスローミング環境構築サービス
  4. 社外利用環境構築サービス

 ――の4つからなる。

 セキュア無線LAN構築「基本」サービスは、堅固な暗号化と利用者認証によって安全面に配慮した基本的な無線LAN環境を構築するもの。ダイナミックWEP(一定時間で暗号化の鍵を変える方式)の採用と、業界標準のユーザー認証規格であるIEEE 802.1xを利用した堅固な利用者認証を行う。価格は230万円から。

 無線LAN運用環境構築サービスは、無線LANの運用管理を軽減するため、無線LANスイッチを採用した一元管理環境を構築するもの。隣接オフィスやビルなど、外部無線LANからの影響を自動検出するほか、不正なアクセスポイントの検知/排除(切断)に対応、アクセスポイント故障時には隣接のアクセスポイントが領域をカバーする。価格は550万円から。

 シームレスローミング環境構築サービスは、アクセスポイント間を移動しながら通信を維持するシームレスローミングを実現するもの。無線LANに限らず、有線、携帯電話、PHSなど最適なネットワーク環境を自動で選択可能で、端末の簡易な所在地情報を提供する。価格は280万円から。

 社外利用環境構築サービスは、ホットスポットなど社外からインターネット経由でSSL-VPNを利用した接続を実現するもの。クライアントソフトを使わずに利用できる。価格は670万円から。

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ

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