NTTコミュニケーションズは、企業向け国際IP電話サービスを開始するという一部新聞などの報道に対し、「準備を進めてはいるが、具体的な開始時期や実際に始めるかどうかはまだ決まっていない」(同社広報部)とした。ただ同社では、サービスが利用できる地域は82カ国になる予定であるとしており、準備が順調に進んでいることを示唆した。
同サービスでは、専用の交換機を導入して国際IP電話が可能となり、同一ネットワーク内の通信料が海外でも無料となる。ネットワーク外への通話も割安となるため、従来の専用線を利用した場合の総コストと比べると、「顧客によって異なるが、モデルケースとしては3割〜5割安となるだろう」としている。
いっぽう、同社の競合となるKDDIでは国際IP電話サービスについて、「個別のソリューションとしてIP-VPNに音声を流すといったネットワークサービスは提供しているが、それ以上の一般的なサービスについては現在具体的にはなっていない」としている。
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