NTT東日本およびNTT西日本は1月29日、従来のホームテレホンやビジネスホンの基本機能に加え、IP電話サービス、インターネット接続およびLAN環境に対応するテレフォニーシステム「Netcommunity SYSTEM AX」と「Netcommunity SYSTEM αGXシリーズ」を2月2日から順次販売開始すると発表した。
家庭・SOHO向けの「Netcommunity SYSTEM AX」は、「ISDN用」と「アナログ用」の2機種をラインアップし、それぞれISDN回線1回線、またはアナログ回線2回線を収容可能。また、「Bフレッツ」および「フレッツ・ADSL」で利用可能な、ISPが提供するIP電話サービスに対応し、最大同時2チャネルを利用できる。さらに、「ナンバー・ディスプレイ」に対応し、漢字表示機能を搭載する。内線電話機は、収容数を拡大し、最大8台(主装置内蔵電話機含む)まで設置可能となった。
企業向けの「Netcommunity SYSTEM αGXシリーズ」は、ユーザーの規模に応じて、主装置を3機種(typeS、typeM、typeL)ラインアップ。「Bフレッツ」および「フレッツ・ADSL」で利用可能な、ISPが提供するIP電話サービスに対応しており、拠点間の通話を始め、一般国内通話や国際通話を低料金で利用できる。また、ディジタル多機能電話機の液晶ディスプレイに漢字表示機能を搭載する。なお、最上位機種の「typeL」では、LAN配線を利用した内線電話機の接続が可能で、音声とデータの配線を統合できるため、配線管理が容易になるとともに、コスト削減を図ることができる。
このほかの特徴は、
――など。
価格は、「Netcommunity SYSTEM AX」(INSネット64×1回線、主装置内蔵電話機×1台、標準電話機×1台、コードレス電話機×1台)が約30万円。NTT東西でそれぞれ年間2万セットの販売を予定している。「Netcommunity SYSTEM αGXシリーズ」は「typeL」(INSネット64×6回線、標準電話機×34台、停電電話機×6台)が約260万円。3機種合わせてNTT東西でそれぞれ年間5万セットを販売する予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」