伊藤忠テクノサイエンス(CTC、岡崎友信社長)は2月3日、オールインワン仕様のLinuxアプライアンスサーバ4機種を3月から販売開始すると発表した。04年度で10億円の販売を目指す。
今回の製品は、サン・マイクロシステムズが同社のアプライアンスサーバ「Sun Cobalt」シリーズの販売を中止したことにともない、代替ソリューションを求める企業ユーザーが増加したことに対応したもの。
ラインアップは、
─―の2機種。
各機種ごとに、低価格で導入・管理が容易な「エントリーモデル」と、CPUやメモリの増設が容易で拡張性が高い「アドバンスドモデル」の2グレードを用意している。
全機種とも、ターボリナックス(矢野広一社長)のアプライアンスサーバ用ソフトウェア「Turbolinux Appliance Server 1.0(TLAS 1.0)」シリーズとIAサーバによって構成されており、「TLAS 1.0」シリーズには、「Sun Cobalt」シリーズとの互換機能をもつWebベース管理ツール「Blue Quartz」を搭載している。
CTCでは、エンタープライズ向けのインターネット環境構築および保守サービス事業での実績に、今回の製品ラインアップを加えることで、インターネット関連ソリューションビジネスのさらなる強化を図る方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力