Hewlett-Packard(HP)最高経営責任者(CEO)のCarly Fiorinaは昨年、サラリー、ボーナスなど合わせて340万ドル以上の報酬を受け取った。
HPが米国時間23日にSEC(米証券取引委員会)に提出した資料によると、Fiorinaのサラリーは、一昨年の100万ドルから昨年は124万ドルへと増加。その一方で、ボーナスは290万ドルから210万ドルへと減少した。なお、Fiorinaは2001年にはボーナスを受け取っていない。
また、Fiorinaはこのほかに会社の必要から生じた社用航空機の個人的利用や不動産抵当貸し付けの補助などの形で、17万ドル以上の報酬を受け取った。同氏の2003年のサラリーには、同社取締役会が基本給与の引き上げ(100万ドルから140万ドルへ)を承認したことが反映されている。
このほかに数多くのHP幹部が、200万ドルを超える残留特別手当を受け取った。このなかには、CFO(最高財務責任者)のBob Wayman、PC部門の責任者であるDuane Zitzner、印刷関連部門の責任者Vyomesh Joshi、そしてChief Marketing Officer(マーケティング担当最高責任者) のMichael Winklerなどが含まれている。
またFiorinaやほかの重役は、それぞれ数十万株のストックオプション(行使価格は15.75ドル)を受け取った。具体的には、Fiorinaが70万株、Joshiが50万株、WaymanとZitznerが各々30万株、そしてWinklerが25万株となっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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