日本IBMと三菱電機、日本HP、NECがIAサーバ新製品を発表

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、三菱電機、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)とNECはそれぞれ、新型IAサーバの発売を発表した。

 日本IBMは、32ビットXeonプロセッサMPを搭載した「IBM eServer xSeries 365」と、64ビットItanium2プロセッサを搭載した「IBM eServer xSeries 455」の2種を2月6日から出荷すると発表した。eServer xSeries 365は、従来の同等モデルに比べ、最大約32%の低価格設定だ。また、eServer xSeries 455は、最大16CPUを搭載可能な64ビット最上位モデルとなる。さらに既存機種の「IBM eServer xSeries 255」の5モデルを最大で約14%の低価格とする価格改定もあわせて行う。

 三菱電機は、「三菱サーバコンピュータFT8600シリーズ」5モデルを1月30日から発売すると発表した。小規模事業所の基幹業務から大規模分散システムまで幅広い用途を対象としている。高速大容量磁気テープ記録装置の新仕様「DAT72」に対応した内蔵バックアップ装置をオプションで搭載可能で、高速なデータバックアップ実現した。

 日本HPは、「HP ProLiantファミリ」にXeonプロセッサ3.06GHzを搭載した「HP ProLiant ML330 Generation 3」と、Xeonプロセッサ3.20GHzを搭載した「HP ProLiant DL140」の2種を発売すると発表した。日本HPのオンラインストア「HP Directplus」で受注を開始する。価格は、ML330が18万8000円から、DL140が38万円から。出荷は、ML330が2月中旬から、DL140が1月27日からとなる。

 NECは、1ウェイタワー型サーバ「Express5800/110Eg」と2ウェイタワー型サーバ「Express5800/120Ef」に、インテルの最新CPU「Pentium4プロセッサ 3.06GHz」、「Xeonプロセッサ 3.06GHz」を搭載したモデルをそれぞれ新たに投入。今日から販売を開始している。既存機種Express5800/100シリーズの1ウェイ、2ウェイサーバの価格改定も行っており、最大20%の値下げとなる。

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