NTTネオメイト、中古パソコン買い取りと再生化事業を本格展開

 NTTネオメイトは1月19日、「中古パソコン買取サービス」を始めとする「パソコン・リユース」事業をNTTネオメイトグループ16社で本格的に展開すると発表した。

 同グループの「パソコン・リユース」事業は、自治体や企業のほか、一般家庭を含めた幅広いユーザーを対象に、PCリユース・リサイクルビジネスを展開し、ユーザーのパソコン処分費用の削減、および再利用/再使用の地球環境保全に関する取り組みを推進するもの。中古パソコンの買取・回収から再生化、さらには、ユーザー販売までを一体的に運営していくことを目指す。

 今回、その第1ステップとして、NTTネオメイト関西に「中古パソコン再生化工場」を設置し、1月21日から「中古パソコン買取サービス」および「中古パソコン再生化業務受託サービス」を開始する。

 サービスの主な特徴は、

  1. NTTネオメイトグループの中古パソコン再生化による信頼性向上
  2. パートナー企業と連携した中古パソコンの再販およびリサイクル体制の構築
  3. データ消去など、セキュリティ体制を生かしたパソコン再生化業務の受託

 ――など。

 具体的には、「ネオッツ・ネオデリート」で培ったセキュリティノウハウ、および豊富な技術者と西日本400拠点など、同グループの強みを最大限に生かし、パートナー企業と連携したビジネスを展開していく予定。なお、最初のビジネスパートナーとして、インバースネット(関戸光雄社長)と連携する。

 パートナー企業は、ハードディスクデータ消去など、NTTネオメイトグループの万全なセキュリティ体制を活用することで、より信頼性の高いサービスが提供でき、一方、同グループは、複数のパートナー企業からハードディスクデータ消去作業やクリーニングなどの中古パソコン再生化業務を一元的に受託することで、より効率的で低コストな再生が可能となる。

 サービス提供エリアは、西日本エリア(富山、岐阜、静岡県以西の30府県)および首都圏で、サービス提供は1月21日から。

 今後、NTTネオメイトグループでは、ビジネスパートナーを拡大し、不要になったパソコンの回収、および中古パソコン再生化体制の拡充を図るほか、自社ブランドによる中古PCの販売も視野に入れ、同ビジネスの拡大・拡充を図っていく考え。

NTTネオメイト
インバースネット

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