アドビ システムズは1月15日、デザイン用プラットフォーム、Adobe Creative Suite 日本語版の販売を1月16日に始めると発表した。Standard版とPremium版の2種類を用意する。Standard版の構成アプリケーションは、Adobe InDesign CS 日本語版、Adobe Photoshop CS 日本語版、Adobe ImageReady CS 日本語版、Adobe Illustrator CS 日本語版、Adobe Version Cueの5つ。Premium版はこれに、Adobe GoLive CS 日本語版、Adobe Acrobat 6.0 Professional 日本語版の2つが加わる。対応環境はWindows版とMacintosh版を用意する。
同プラットフォームに含まれるAdobe Photoshop CS 日本語版、Adobe Illustrator CS 日本語版、Adobe InDesign CS 日本語版、Adobe GoLive CS 日本語版も、同日より販売を開始する。
Adobe Creative Suiteについて、同社は「デザイナーの製作作業全体を効率化する新しいデザイン用プラットフォーム」であり、「印刷向け、ウェブ向けコンテンツをより簡単に効率よく作成できる」と説明する。各アプリケーションが共通のコア技術を基盤として採用したので、完全なファイル互換性を実現しているという。
また、個別アプリケーションの機能強化にとどまらず、ファイルバージョン管理ツールAdobe Version Cueよるワークフローの効率化、1シリアル1インストーラーによるソフトウェア管理の簡便化、デザインガイドによるソフトウェア習熟負荷の軽減、ユーザーサポート窓口の一本化など、「デザイナーを取り巻く環境を総合的にサポートする」(同社)。
各製品の価格は以下の通り。
また同社は、業界各社との協力関係を強化し、Adobe Creative Suiteの出力環境の整備に努めるとしている。東京リスマチックがAdobe Illustrator CSおよびAdobe InDesign CSの出力に発売日より対応するほか、大日本印刷と凸版印刷も協力を表明している。
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