NECソフトは1月13日、同社のウェブアプリケーションサーバ、VOBSEnhydraを中国市場で展開するため、中国のシステムインテグレータ6社と協業すると発表した。今後各社は、VOBSEnhydraの技術評価や中国市場でのマーケティング検討、アプリケーション開発などを進める。
協業に合意した企業は、中国の研究機関である中国科学院・軟件研究所が設立した中科軟件集団、江蘇中科軟件、北京中科紅旗軟件、中科軟科技股分(※)と、北京市政府が設立した首都信息発展股分、そして福建揚帆開源科技股分の計6社。このうち、江蘇中科軟件は、VOBSEnhydra上で開発した自社アプリケーションのエンドユーザー向け納入を2004年1月より始めるという。
VOBSEnhydraは、Java 2 Platform, Enterprise Editon(J2EE)準拠のWebサービス向けJavaアプリケーション開発/実行プラットフォーム。ウェブページ設計者とJavaプログラマの分業を実現するXMLコンパイラ(XMLC)など開発環境と、クラスタリング実行環境を提供する製品。
今後NECソフトは、VOBSEnhydra上での各社のアプリケーション開発を推進し、支援を行っていくとしている。
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