住商情報システムとスウェーデンのMySQLは1月13日、オープンソースデータベースMySQLについて、日本国内におけるプライマリソリューションパートナー契約を結んだと発表した。この種の契約を国内で締結するのは、住商情報システムが初めてという。さらに両社は、国内でMySQL普及に向けた組織「MySQLビジネスフォーラム」(仮称)を企画/運営することにも合意した。
MySQLは、スウェーデンのMySQLが開発するデータベースソフトウェア。商用版とGNU General Public License(GPL)に対応するオープンソース版がある。「MySQLは世界中で最も利用実績のあるデータベース管理ソフトウェアだが、国内での認知度は高くなく、システムインテグレータのサポート体制も不十分。両社の契約でこうした問題が解消し、国内企業ユーザーにMySQLという選択肢が増える」(両社)
住商情報システムでは、既存の商用データベースに加えてMySQLを利用したソリューションをユーザー企業に提供することで、「システムインテグレータとしての幅を広げる」(同社)とする。具体的に予定している活動内容は以下の通り。
また両社は、ユーザー、技術者、システムインテグレータ、ベンダーなどで構成するMySQLビジネスフォーラムの設立を計画している。同フォーラムを通じ、MySQLに関する事例収集やノウハウの共有を促進し、国内における認知度向上を目指すという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」