米Intelは、登録商標に関する争いを避けるため、新しいItaniumチップのコードネームを「Tanglewood」から「Tukwila」に変更したと、同社広報担当者が明らかにした。同チップは2005年以降に登場すると見られるItaniumの新バージョンで、内部に複数のプロセッサコアを含むものになる。Tanglewoodは単なるコードネームであることから、同社は争うよりも名称を変更することに決定した。
Intelの広報担当者によれば、旧名称のTanglewoodはマサチューセッツ州にある有名なTanglewood Music Centerを連想させるという。このTanglewoodプロジェクトで働くエンジニアには、マサチューセッツ州に拠点があった旧Digital Equipmentの出身者で、いまでも同州に生活と仕事の場がある者が多い。
Tukwilaはワシントン州にある町の名前で、この町はシアトルからクルマでおよそ15分の距離にある。
Intelは通常、コードネームを付ける際に、著作権や登録商標に関する論争を避けるため、地名を用いている。同社の使うコードネームの多くは太平洋沿岸の北西部にある町の名が多いが、時には違う種類のものが混ざり込む場合もある。たとえば、Pentium Mチップのコードネームに、DothanやBaniasといったイスラエルの地名が使われているのは、これらのチップがイスラエルで設計されているためである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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