NTTコムウェア(松尾勇二社長)は、USBタイプの認証キー「Secure Stick」を利用して、外出先から安全性を確保しながら社内のWebアプリケーションを利用できるSSL-VPNサービス「Mobilis(モビリス)」を12月1日から販売開始する。
「Mobilis」は、インターネットに接続したパソコンのUSBポートに「セキュアスティック」を差し込むだけで、安全・簡単に外出先から社内のWebアプリケーションへアクセスできるサービス。
USBポートに「セキュアスティック」を差し込むと、「モビリス認証センター」にセキュアスティック内の認証情報を自動送信し、認証完了後、利用者はパスワードを入力するだけで自社のWebアプリケーションにアクセスできるようになる。パソコンの設定やソフトウェアのインストール作業は不要。
主な特徴は、
――など。
販売形態は、「認証サービスタイプ」と「ライセンス販売タイプ」の2種類を用意している。
「認証サービスタイプ」は、同社が24時間運用する「Mobilis認証センター」を利用し、「セキュアステスティック」の認証サービス、SSL-VPN環境を提供するタイプの販売形態。3つのサービスグレードを用意した。料金は契約ID、契約年数、サービスグレードによって決定し、例えば、サービスグレード1の利用で、100IDを3年間契約する場合、月額換算で1IDあたり1000円以下となる。
「ライセンス販売タイプ」は、認証サーバーを企業などの利用者施設内に設置する、売り切りタイプの販売形態。利用料はライセンス料と保守料で構成され、利用ID数によって決定する。
同社では、社内ネットワークを利用する企業のほか、システムを共有したい全国展開のチェーンストア、本社と他支社とのビジネスコミュニケーションが多い企業、1台のパソコンを複数で共用する学校、教育機関などに向け、各業界に特化したさまざまな付加サービスを開発していく予定。また、業務Webアプリケーション全体をホスティングするサービスと連携した営業展開も行っていく。
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