「年商14億円のビジネスに」:エキサイト、結婚仲介サービスに参入

永井美智子(CNET Japan編集部)2003年10月27日 21時27分
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 エキサイトは10月27日、結婚仲介サービス「エキサイト幸せ・恋愛結婚」を28日より提供すると発表した。22才以上の未婚男女を対象にした有料サービスとなる。エキサイトは広告以外の収益源強化を図っており、今回のサービスにより有料会員の増加と会員単価の向上を図る。

  「エキサイト幸せ・恋愛結婚」は自分のプロフィールを登録し、他の会員に公開して相手を探す有料マッチングサービス。エキサイト エンタテインメント事業部 デジタルコミュニケーショングループ グループマネージャーの小幡進氏によると、同様のサービスは「ポータルでは初めて」という。

 同サービスの特徴は、会員の身元確認をエキサイトが行い、信頼性を高めた点にある。会員は入会時に運転免許証、パスポート、健康保険証のいずれかのコピーをエキサイトに送付する必要がある。さらに決済をクレジットカード専用とすることで、クレジットカードによる本人確認も行うという。

エキサイト エンタテインメント事業部 デジタルコミュニケーショングループ グループマネージャーの小幡進氏

 利用料は男性が月額1800円、女性は同500円となる(ただし年内は無料)。「未婚率は男性のほうが高く、同じ料金にすると会員の男性比率が高まってしまう。会員の比率を1対1にするために女性の料金を低くした」(小幡氏)と説明する。

 エキサイトでは2005年に10万人の会員数を目標としている。「これが達成されれば年間で14億円のビジネスになる。これは現在の課金サービスの2倍に当たる」(小幡氏)。また、有料会員の単価についても、「現在は(月額1人あたり)300円程度だが、これが1000円前後になるだろう」と期待を寄せる。

 「エキサイト幸せ・恋愛結婚」では利用者が結婚相手を探しやすいよう、様々なツールを用意した。地域、年齢、年収など、30の検索条件を設定して相手を探すことができるほか、アドレス非公開でメールのやり取りが出きる「ハートメール機能」を備える。また、東洋の占星術である四柱推命を元に2人の相性を占えたり、メールを送ったりデートをする際の“傾向と対策”なども表示されるようになっている。

 エキサイトではすでに300万人ほどが登録する「エキサイトフレンズ」というマッチングサイトを運営しており、有料会員も10万人ほどいるという。しかし、「エキサイトフレンズはメル友を探すためのサービスで、実際に会うことは奨励していない」(小幡氏)。それでも「2日に1通のペースで、結婚したというメールを利用者からもらっている」(小幡氏)という。結婚情報・仲介サービスはライバルのヤフー子会社となったブライダルネットなど様々な企業が提供しているが、入会金や月額の利用料が高いことから、料金が安く相手の身元が保証されるマッチングサービスにはニーズがあるとエキサイトでは見ている。

エキサイト幸せ・恋愛結婚

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