ソフトも変わる、組織も変わる--モジラが新製品とサービスを発表

 Mozilla Foundationは、現行フォームでの最終版となるMozillaブラウザスイートをリリースした。今後は、製品簡素化へ向けた取り組みへ移行する。同時に、現行のオールインワン型アプリケーションに代わる、スタンドアローンのウェブブラウザ「Firebird」と電子メールクライアント「Thunderbird」のプレビュー版も発表している。

 圧倒的なシェアを占めるInternet Explorerの荒廃を米Microsoftが容認していると開発者が不満を漏らしている時に、Mozilla Foundationは、自らのソフトウェアに搭載した新機能を派手に見せびらかそうとしている。同組織は、米AOL Time Warnerのブラウザ開発チームが内部崩壊した後で、Mozillaの開発のために設立されたもの。MicrosoftはIEのスタンドアローン版の開発を打ち切り、Mac向けIEの開発もやめてしまった。そのおかげで、たとえばCSS(Cascading Style Sheet)のような技術に関連するバグがいつまでもなくならないと、ウェブの開発者は指摘している。

 その一方で、Mozillaに取り組んでいる開発者は、しっかりとリリーススケジュールを守り続けてきている。8月にプレビュー版が発表されたMozilla 1.5は、タブブラウザの改善や、電子メールや作成ツールのバグを修正するなど、大幅に機能を強化したものとなっている。

 同組織は、「Firebird」(version 0.7)というコードネームのスタンドアローンのブラウザ、並びに、これもスタンドアローンの電子メールソフト「Thunderbird」(version 0.3)のベータテスト版をデビューさせた。さらに、エンドユーザーを直接ターゲットにしようとするなかで、コンシューマーが親しみやすいウェブサイトをテストしており、ダウンロードを望まないユーザーに対してはCD-ROMを配布している。

 また、電話による顧客サポートも開始した。料金は、1回につき39.95ドルとなっている。

 Mozilla Foundationのプレジデント、Mitchell Bakerは、AOL Time Warnerから離れたことで、Mozillaプロジェクトは直接顧客に売り込みを図る必要がでてきたと述べた。「われわれは独立した組織となった。今後も引き続き、コア技術の開発を積極的に行うが、同時にエンドユーザーへのサービスにもさらに力を入れるつもりだ」と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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