東芝情報機器は10月6日、カメラから取り込んだユーザーの顔の画像を使ってパソコンユーザーの認証を行うソフトウェア、「顔deろぐおん」を発表した。発売は11月の予定。
顔deろぐおんを使うと、パソコンに接続したUSBカメラ経由でユーザーの顔を認識させ、ログオン認証やスクリーンセーバーのロック解除などが行える。顔認証エンジンには、同社の開発したSmartFace Proを採用している。
同社によると、「指紋認証と違い直接指などが機器に触れないので、心理的な負担がなく衛生的」という。また照合時の顔の画像を履歴として記録することから、不正発生時の調査に役立つ上、カメラの存在により不正行為そのものの抑止効果も期待できる。さらに、パスワードを忘れたり、ハードウェアキーを紛失したりといったトラブルが発生しないメリットもある。
同ソフトウェアの主な仕様は以下の通り。
ソフトウェア単体の価格は6980円。USBカメラとセットの場合は1万4980円とする。なお発売記念として、7980円のUSBカメラセットを限定2000個用意している。
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