ビジネス向けにWebログをスキャンする検索サービス

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 数万ページものWebログ(ブログ)をスキャンして、最新のコンシューマートレンドや彼らの意見を企業に提供する、新しい検索サービスが登場した。

 米Moreover Technologiesは、英国政府や米Microsoftなどのクライアントに、収集したビジネス情報を提供している。その同社が、Webログの無秩序な世界で生み出されるコンシューマーのデータを、企業が利用できるようにする検索サービスを開始した。

 Webログは、頻繁に更新され、多くは個人の日記形式をとり、個人またはグループのニュースや意見を記録するサイトのこと。ここ数ヶ月で、一大現象となっており、Moreoverが引用したPew Internet Reportによると、頻繁に更新されているWebログは米国に約300万あり、また米国人800万人がイラク戦争について書かれたWebログにアクセスしたという。

 これまでにも、Webログの世界で生まれたデータを活用する様々な方法を試みてきた企業はあった。また、無数のWebログをリアルタイムでスキャンし、新しい造語や流行語を割り出すという試みもあった。

 今回発表されたMoreoverのツールを使えば、企業はWebログの世界に現れたコンシューマーのトレンドを見つけ出したり、彼らの意見を聞き出せる。人為的に選択された2万5000のWebログから、リアルタイムで情報が取り込まれるが、選択されたWebログは、質と信頼性、そのWebログへのリンクの数、さらにはWebログコミュニティ全体での評判をもとに、順位付けされている。

 このツールで集められた情報は、クライアントの要望に沿うように整理された一種のメタブログに変換され、またそのデータはフィードの形か、もしくは常に更新される続けるXMLデータベースである「メタベース」の形でも納品可能だ。

 Webログは、従来のメディアからではなく、コンシューマーから直接発信された、貴重なビジネス情報となり得ると、Moreoverでは説明している。同社の最高経営責任者(CEO)、Jim Pitkowは、「Webログは関心の高いニュースを浮き立たせると同時に、多種多様な話題やイベントについてのコメントや意見を、即時に提供してくれる」と、声明のなかで述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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