野村総研、テキストマイニング分析システム「TRUE TELLER Ver.3.5」を発売

 野村総合研究所(藤沼彰久社長)はテキストマイニング分析システム「TRUE TELLER Ver.3.5」を開発、本日より販売を開始したと発表した。

 発表によれば、今回のバージョンアップでは、コールセンター向けに特化した機能として、問い合わせ内容で急増している話題を抽出する「アラート分析機能」、どのような問い合わせと対応の組合せが多いのかを自動集計できる「FAQ作成支援機能」を追加。これにより、コールセンター業務の効率化、対応力の強化、コスト削減が可能となるという。

 また、「因果関係分析」「マッピング分析」「辞書管理」「レポート作成支援」など、既存の機能も強化し、より深く効率的な分析が可能となった。さらに、“顧客の声”やその分析結果を、リアルタイムに社内の関連部署で共有し、商品開発や営業などに有効に活用できる「イントラネットキット」も大幅に機能を改善し、操作性が向上。他にも、英語版分析エンジン(オプション)を活用することにより、海外市場の“顧客の声”を分析することが可能となっている。

 価格は、ベースシステム1ライセンス600万円(追加1ライセンス100万円)、イントラネットキット1ライセンス400万円(クライアント無制限)、CD-Viewer作成キット1ライセンス50万円 (CD配布ライセンス5万円)となっている。

 「TRUE TELLER」は、コールセンターへの問い合わせやアンケートへの回答など、顧客から寄せられる膨大なテキストデータを分析して、新商品開発やサービスの改善などに役立てることができる、テキストマイニング分析システム。2001年9月末の販売開始から、住宅、自動車、医薬品、飲料等の大手メーカー、マーケティング調査会社、コールセンターアウトソーサーなど45社(合計60ライセンス)に導入済みで、CS調査、商品開発、マーケティング分析、クレーム分析、企業イメージ調査などに活用されている。

「TRUE TELLER」

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