ドイツSAP AG(SAP)は現地時間7月17日、2003年第2四半期および上半期の決算報告を発表した。2003年第2四半期の売上高は、16億3800万ユーロと、前年同期の17億7800万ドルに比べ約8%の減収になった。固定為替レート換算では2%増収となった。純利益は2億1900万ユーロで前年同期の純損失2億3200万ユーロから黒字転換した。1株当たり利益は0.71ユーロ。前年同期の1株当たり損失は0.74ユーロだった。営業利益は、3億4000万ユーロで前年同期の3億2000万ユーロに比べ6%増加した。
2003年第2四半期の売上高の内訳をみると、ソフトウェア関連の売上高が4億3100万ユーロで、前年同期の4億9600万ユーロから約13%の減収。保守関連の売上高は、6億3300万ユーロで前年同期の5億9500万ユーロから約6%の増収となった。コンサルティング関連は4億7900万ユーロと同約12%減収、トレーニング関連は7500万ユーロで同50%の減収となった。
地域別の売上高は、EMEA(欧州、中東、アフリカ地域)が同3%減の9億4200万ユーロ。ドイツ市場では、同1%減。南北アメリカ地域では、同15%減の5億600万ユーロ、アジア太平洋地域では同9%減の1億9000万ユーロとなった。
2003年前半の業績は、売上高が32億ユーロと、前年同期の34億ユーロから8%減収。固定為替レート換算では1%の増収となった。営業利益は6億3800万ユーロで前年同期の5億600万ユーロから26%増加した。
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