日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月3日、同社のテープストレージ製品「HP StorageWorks」を、あらゆるプラットフォームに接続できることを目指すオープンコネクト戦略について明らかにした。
自社製および他社製ハードウェアにおけるHP StorageWorksの接続を検証し、その接続可否情報を同社サイトで公開する。またその情報をもとに、ユーザーのサーバシステム、ストレージシステムにおけるStorageWorks製品の保守・サポート環境を整備する。
日本HPはこの新戦略を推進するために、9月末日まで第5世代DDS製品「HP StorageWorks DAT72(DAT72)」を20%の割引価格で提供する、容量アップ応援キャンペーンを実施する。DAT72は、72GB(圧縮時最大)のデータを毎秒6MBの速度でバックアップ/リストア可能な第5世代DDSテープドライブ 。今回のキャンペーンにより顧客は、「72GBまでバックアップ可能なDAT72ドライブを、40GBのDDS4製品と同程度の価格で導入できる」(同社)という。
さらに同社は、第2世代Ultriumを採用したオートローダ製品「HP StorageWorks SSL1016 Ultrium460(SSL1016)」を発表した。バックアップ容量は6.4TB(圧縮時最大)で、16巻のテープを管理するオートローダ機能を備える。
また同社は、DAT72やUltriumなど、オープンコネクト戦略製品の無償貸し出し行い、ユーザーの接続検証やパフォーマンス検証を支援するという。
キャンペーン対象製品と新製品の概要は以下の通り。
【キャンペーン対象製品、HP StorageWorks DAT72】
【新製品、HP StorageWorks SSL1016 Ultrium460オートローダ 】
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