米Intelは、4100万ドルを費やし、インドのバンガロールにある設計及びソフトウェア開発センターを増強、スタッフ数も増員させる予定だ。
同社の代表によれば、現在1100名いる現地従業員を、2005年度には約3倍の3000名にまで増やす予定。
Intel Indiaは、カリフォルニア州サンタクララに本拠地を置くIntelにとって国外最大の非製造拠点である。
Intel社長のPaul OtelliniがAP通信社に伝えたところでは、インドでのこの投資は主にチップ設計とソフトウェアのアウトソーシング業務強化に費やされる。
「Intelの収入に占める北米のシェアは減少しており、故にインド、中国、ロシア、東欧、そして南米など、大きな潜在力を持つ地域にある開発センターを投資を行う必要がある」(Paul Otellini)と、インドTimes誌は伝えている。
台湾および中国地域には、PCを製造するOEM各社があるため、アジア太平洋地域も今後ともインテルにとって重要なマーケットでありつづけると、現在インド滞在中のPaul Otelliniは付け加えた。
またノート型やモバイルPCに人気が集中する一方で、デスクトップPCがもはや時代遅れになるのではとの質問に対しては、「それはありえない」と一蹴した。
「デスクトップPCの入手しやすい限り、開発途上国の顧客はデスクトップPCを購入し続けるだろう。」(Paul Otellini)と述べ、さらに銀行など厳格な管理が要求される事業では、デスクトップPCが依然大半を占めると付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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