電子情報技術産業協会(JEITA)は5月28日に、2003年4月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。4月の出荷金額は前年同月比7.2%増の1621億円となり、前年同月比は10カ月連続でプラスとなった。
出荷金額を製品分野別にみると、映像機器が前年同月比12.2%増の977億円。2カ月連続の2ケタ成長を記録し、13カ月連続のプラスとなった。「PDP、液晶カラーテレビ、DVDが好調に推移しているほか、BSデジタル関連機器も引き続き普及拡大している」(JEITA)
特にDVDビデオは前年同月比102.9%増の37万5000台となった。DVDビデオは過去1年以上連続して50%以上の増加を続けている。
一方、音声機器は同12.7%減の202億円。MD関連機器の需要が飽和状態にあるほか、CDラジカセの低迷などが原因で、2000年3月以来、前年割れが続いている。
カーAVC機器は、同7.7%増の441億円。カーCDプレーヤとカーカラーテレビのマイナスをカーナビゲーションシステムが補い、8カ月連続のプラスとなった。
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