電子情報技術産業協会(JEITA)は4月30日、2003年3月および第1四半期の国内民生用電子機器出荷実績を発表した。3月の出荷金額は1985億円で、前年同月比7.6%増。前年同月比は9カ月連続でプラスとなった。
3月の出荷金額を主な分野別にみると、映像機器が前年同月比13.3%増の1216億円、音声機器が同16.8%減の244億円、カーAVC機器が同9.6%増の525億円である。
1〜3月の出荷金額は4681億円で、前年同期比4.7%増。前年同期比は4四半期連続してプラスとなった。1〜3月を分野別にみると、映像機器が前年同期比6.7%増の2708億円、音声機器が同16.4%減の618億円、カーAVC機器が同13.3%増の1356億円となった。
PDP、液晶カラーテレビ、DVDが堅調に推移しているほか、BSデジタル関連機器が普及拡大している。しかし、「液晶カラーテレビとPDPの伸びがCRTの減少を補えず、前年割れが続いている」(JEITA)。
また音声機器は、市場をけん引する商品不在の影響で、2000年3月以降マイナス成長が続いている。
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