日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月28日、IAサーバのエントリー機種hp ProLiantに、OSやオプションをあらかじめ組み込んだProLiant Advantage Pack Neoファミリの新モデル3機種を発表した。
ProLiant Advantage Pack Neoファミリには、専門の管理者がいないSOHOや中小企業向けに、OSをあらかじめインストールして導入を簡易化したOSプリインストールラインと、各種機能を向上させるオプションを組み込んだソリューションラインがある。
今回発表したのは、Windows 2000 Serverが入ったプリインストールラインの「ProLiant Advantage Pack Neo ML330 T03 X2400 SCSI」、そしてソリューションライン初のデュアルプロセッサモデル「ProLiant Advantage Pack Neo ML350 T03 X2400 2P」および「ProLiant Advantage Pack Neo ML370 T03 X2800 2P」である。いずれも6月上旬より出荷開始する。希望小売価格はML330が26万8000円、ML350が39万8000円、ML370が59万8000円。
ML330はXeonプロセッサを1個搭載。またデュアルプロセッサモデル2機種はML350が動作周波数2.4GHzのXeon、ML370が2.8GHzのXeonを2個搭載するほか、ハードディスク装置のアレイ構成が設定可能なRAIDコントローラを備える。
またML370のみ遠隔サーバ管理用の仮想化技術に特化した「ProLiant Essentials 内蔵Lights-Out Advancedパック(単品購入時の希望小売価格:4万8000円)」を標準で添付する。
3機種の主な仕様は以下の通り。
また日本HPは同日、既存のProLiant Advantage Pack Neo ML350 T03 X2200 2P リダンダントモデルの価格を11%引き下げ、49万8000円に改訂すると発表した。
関連記事CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」