日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月9日、IAサーバのエントリー機種として、hp server tc2120の3モデルを発表した。4月中旬より順次出荷を開始する。価格は6万8000円から。
インテルPentium4プロセッサ、またはCeleronプロセッサを搭載し、ServerWorks GC-SLチップセットを採用する。「hp ProLiantファミリと同じチップセット、メモリ、ディスクドライブやネットワークコントローラを使用し、品質と価格を両立させた製品」(同社)という。
日本HPは今年1月、IAサーバ事業をハイエンド機種とエントリー機種に分けてマーケティングを展開する「二極化戦略」を発表した。「コストパフォーマンスが強みのhp server tc2120を、価格重視のユーザーに向けて提供する」(同社)とし、同機種をIAサーバのメインブランドとして今後も継続的に製品を投入していく意向である。
hp server tc2120、3製品の仕様と価格は次の通り。
いずれもWindows 2000 Server、Windows Server 2003、Linux(Red Hat 7.3、8.0)に対応する。
また日本HPは同日、ProLiantシリーズのサーバ39モデルの価格を最大24%、合計40のオプション製品の価格を最大36%引き下げると発表した。
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