ソフトフロント(村田利文社長)は、「SIPパートナープログラム」のパートナーとして、沖電気工業(篠塚勝正社長)と契約締結したことを発表した。
ソフトフロントは、VoIP技術を核としてSIP(Session Initiation Protocol)の研究開発に早くから着手し、さまざまな技術的資産や開発ノウハウを蓄積してきた。「SIPパートナープログラム」では、同社がこれまで培ってきたこれらの技術とノウハウを、メーカーやシステムインテグレータなどのパートナー企業に対して再利用しやすい形で提供するとともに、これらを利用して開発を行う際の技術支援も行っていく。
両社はこれまでも、VoIP分野における両社製品の相互接続保証やIP電話の普及を目指し、VoIPソリューションの開発を推進してきたが、今回の契約締結によって、ソフトフロントは沖電気に対し、SIP技術を応用した製品を容易に開発するための「開発環境パッケージ」を提供する。
この「開発環境パッケージ」は、
──などから構成されており、沖電気は同パッケージを基に、独自の技術や付加価値を加えたソリューション製品を新たに開発・市場投入することが可能になる。
ソフトフロントでは、今回の契約を通じて沖電気との連携強化を図りがら、市場でのSIP製品のさらなる普及、および「SIP パートナープログラム」の拡張に注力していく方針。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス