アップルコンピュータ(原田永幸社長)は、米国で4月28日に発表した新しい「iPod」、「iTunes Music Store(アイチューンズ・ミュージックストア)」などについて、プレス向け説明会を開催した。
「アイチューンズ・ミュージックストア」は、BMG、EMIなど米国の主要音楽会社が所有する20万曲以上の曲を1曲あたり99セントで販売する、 アップルにとっては新しいビジネスとなる。日本での事業開始時期、価格、提供される楽曲などについては、現在準備を進めている段階ではあるもの の、「アップルの力だけでは実現することができない、著作権者との協力が必要なものであり、日本での実施時期などは、現在は発表することができない」(大宮哲夫本部長)とした。
「アイチューンズ・ミュージックストア」については、アップルが提供している音楽ソフト「iTunes4」に完全に統合される。メニューのなかにミュ ージックストアが用意され、楽曲の統合、ダウンロード、管理、再生をすべて実行することができる。
また、日本でも5月9日に発売予定の新しい「iPod3」は、1台でウィンドウズ、マックのどちらのパソコンにも接続して利用することができる。アップルでは、「世界中で70万台以上を販売し、BCNランキングなどのデジタルオーデイオ部門では常にトップランキングを維持しているiPodの第3世代 となるマシン」と説明している。
製品の特徴は、
――など。
価格は、10GBモデルで3万6800円、15GBモデルで4万7800円、30GBモデルで5万9800円。全モデルにインナーイヤー型ヘッドフォン、iPod用電源アダプタ、FireWireケーブル、4ピン−6ピンのiPodFireWireアダプタが付属し、15GBモデル、30GBモデル にはiPodDock、キャリングケース、ワイヤードリモコンが付属する。各アクセサリは個別に販売も行う。
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