仏マンドレークの新Linuxは多数の最新技術を搭載

 フランスのMandrakeSoftは米国時間3月25日、Linuxの新バージョン、 Mandrake 9.1(Bamboo)を発表した。Mandrake 9.1では、「ライバル会社のRed Hatが採り入れていない最新技術が組み込まれている」(MandrakeSoft)という。価格は標準版が39ドル90セント、中小企業向けの完全版が199ドル90セント。

 同社のライバルRed Hatは、来週リリース予定の個人向けRed Hat Linux 9で、これまで以上に迅速にオープンソース技術を採用している。開発ペースの遅いRed Hat Enterprise Linuxバージョンに対して慎重な企業にもアピールしていくためだ。

 しかし、MandrakeSoftの最新技術に対する反応の早さは、Red Hatのそれを上回る。現在、同社は破産保護法の適用を受けており、ユーザーに資金援助も求めている状態。そのような逆境にもめげず、同社は最新技術をできるだけ早く組み込もうとしている。Mandrake 9.1では、リリース間近のAMD製64ビットプロセッサOpteronなどに対応している。

 その他の特徴としては、アイドル状態のパソコンをスリープさせ、消費電力を節約するACPI(Advanced Configuration and Power Interface)技術などがある。この技術は、Red Hat Linux 9のベータバージョンでは使用されていたが、最終版では採用が見送られている。

 また、Mandrake 9.1はWindows 2000やWindows XPを搭載するパソコンにインストールすることができる。Mandrake 9.1は、MicrosoftのファイルシステムNTFSのパーティションサイズの変更が可能。ただし、NFTSパーティションにファイルを書き込むことはできない。Red Hat Linuxの場合、別のハードディスクにインストールするか、Microsoftが以前採用していたファイルシステム形式FAT(File Allocation Table)を用いなければならない。

 なおMandrake 9.1はRed Hat Linux 9と同様のコンポーネントも組み込んでいる。その中には、ウェブサーバApache Software Foundation(ASF)のバージョン2や、KDEやGnomeなどのデスクトップ向けGUIの最新バージョンが含まれる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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