フィジオスは11月26日、物理シミュレーション技術を使ったウェブアプリケーション「PHYZIOS Studio」のベータ版を公開した。利用は無料。
PHYZIOS Studioは、同社の母体であるプロメテック・ソフトウェアが提供していた2次元物理シミュレーションソフト「OE-CAKE!(オエカケ)」をベースにしたウェブアプリケーション。このアプリケーションでは、「粒子法」と呼ぶ物理シミュレーション技術を用いて「シーン」と呼ぶアート作品を作ったり、シーンをゲームのステージとして利用したりできる。作成したシーンやゲームは、サイト上に投稿し、ユーザー間で共有できる。
フィジオスでは、2009年8月よりPHYZIOS Studioのプロトタイプを公開していたが、そこでユーザーから寄せられた意見を元に機能を強化し、今回のベータ版公開に至った。ベータ版で実装された機能などは以下のとおり。また、これまでWindows版のみを提供してきたが、今回Mac OS X版も提供した。
フィジオスでは今後、iPhoneアプリとして提供中の「PHYZIOS Studio for iPhone」との連携なども予定する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス