東芝は11月9日、2011年3月期第2四半期における累積(4月1日〜9月30日)の連結決算を発表した。国内を中心に好調に推移したテレビ、NAND型フラッシュメモリの需要拡大などにより、前年同期比で増収増益となった。
売上高は前年同期比1844億円増加の3兆811億円になったほか、営業利益は1048億円、継続事業税引前利益は687億円、当期純利益は278億円といずれも増加した。
東芝では、中国を中心とするアジアでの景気拡大、半導体や液晶ディスプレイなどを持つ電子デバイス部門の大幅改善などが、増収増益に結びついたとしている。
また、売上高は1兆1542億円、営業利益は118億円で増収増益となったデジタルプロダクツ部門は、テレビの国内販売と、パソコンの販売台数が好調に推移したとのことだ。
なお、2011年3月期の業績見通しについては、売上高7兆円、営業利益2500億円という5月の公表値から変更はしていない。
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