Microsoftの「Windows Marketplace for Mobile」には、すでに約1400本のアプリケーションが用意されているというが、確かにそのとおりだ。だがこれまでは、自作アプリケーションの販売や無料ダウンロード提供を望むユーザーなら誰でも登録申請できるというわけではなかった。
だがそれも昔の話だ。Microsoftは米国時間11月4日、Windows Marketplace for Mobileで「Windows Phone 7」向けアプリケーションを公開するためにメンバーシップ登録しているすべての開発者を対象に、登録受付を開始した。
「Windows Phone 7」搭載ハードウェアは、すでに10月末から欧州、オーストラリア、シンガポールで販売が開始されており、11月8日には北米でも発売されることを考えると、こうしたギリギリのタイミングでアプリケーションの登録受付を開始したことは、傍から見ると若干奇妙に思えるかもしれない。だが今回の動きに先立ち、Microsoftは一部のパートナー企業とかなり多くの開発者を優先して登録受付を開始していた。今回の変更によって、誰でも自作アプリケーションを登録申請できるようになり、Microsoftの認証およびコンテンツガイドライン(PDFファイル)に合格すれば、3〜5営業日でアプリケーションをWindows Marketplace for Mobileで公開できるという。
Microsoftは、北米における端末発売直前に登録申請されたアプリケーションが11月8日の発売日までに同社のテストと認証プロセスを通過できるよう、投入するリソースを増やしたと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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