Adobe Systemsは米国時間6月24日、「Adobe Reader」と「Adobe Acrobat」のアップデートを29日にリリースすると発表した。このアップデートで修正される重大な脆弱性には、コンピュータの制御を奪うため使われることが可能で、既に悪用されているものが含まれている。この脆弱性は「Flash Player」にも影響を及ぼすが、Flashにおいては6月10日に対処されている。
今回のセキュリティアップデートは、Adobe Reader 9.3.2(「Windows」「Mac」「UNIX」向け)、Adobe Acrobat 9.3.2(Windows、Mac向け)、Adobe Reader 8.2.2(Windows、Mac向け)、Acrobat 8.2.2(Windows、Mac向け)が対象となる。Adobeは今回のアップデートを、7月13日に予定されていた四半期ごとの定期セキュリティアップデートに代わるものだと説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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