Adobe Systemsは、米国時間6月10日までに「Flash Player」のアップデートを、29日までに「Adobe Reader」と「Acrobat」のアップデートをリリースすることにより、広く悪用されている重大なセキュリティホールに対応する予定であると述べた。
Adobeは7日夜、「Flash Player 10.x」のアップデートは、Windows、Macintosh、Linuxに対応する予定だが、Solaris版のリリース日は未定であると発表した。一方、3週間後にリリースされるAdobe ReaderとAcrobatのアップデートは、Windows、Mac、UNIXに対応する予定である。
Adobeは先週末、セキュリティ情報を公開し、コンピュータの遠隔制御につながるセキュリティホールに関して報告を受けていると述べた。
Adobeの製品セキュリティおよびプライバシー担当ディレクターを務めるBrad Arkin氏は、「2010年6月29日のAdobe ReaderおよびAcrobatのセキュリティアップデートは、2010年7月13日にリリースする予定だった次回の四半期セキュリティアップデートを早めたものである」とブログに投稿している。「次回のAdobe ReaderおよびAcrobatのセキュリティアップデートでは、(最新の脆弱性である)CVE-2010-1297への対処に加えて、責任ある開示がなされている数件の脆弱性も解決する予定である」(Arkin氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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