メディアの共有とコメントという本ウェブサイトの中心的な機能に加え、いくつか優れたおまけの機能もある。「Viewpoints」機能は、楽しい動画による議論の場である。またCurrent TVのラインナップを見るための賢いインターフェースもある。同サイトでは現在何を放映しているかを表示するため、気に入ったものがあればコンピュータ上でプレイすることができる。これはどちらかというとデュアルスクリーンの視聴者(部屋の向こう側にはテレビ、膝の上にはコンピュータというような)が、すばやく自分が視聴しているものに関する付随的な題材を探し出すことができるようにデザインされている。ウェブ上には、Current TVのリアルタイムのフィードはない。これについては、ケーブルテレビ会社や衛星テレビ会社がそれを望んでいないためとの説明を受けた。
Current.comではいくつかの機能が不足している:RSSフィードとウェブベースの動画エディタがない。またCurrentのFacebookバージョンがない。私がこれらの機能について質問すると、Currentの開発者からは、「現在それに取組んでいるところ 」との力強い答えが返ってきた。
ウェブとテレビのハイブリッド製品の両方の部分を、財務的にも、ユーザーのためにも、うまく機能させるのは非常に難しいことだ。経済は簡単に調和できず、ユーザーエクスペリエンスもかなり異なる。Current(その会長はもちろん、元副大統領でノーベル平和賞を授与されたばかりのAl Gore氏だ)は方程式の両側に新しい考えをもたらすものである。依然として主要なビジネスはテレビだが、ウェブサイトも単独の製品として成立し、Currentの使命を実に良い感じで称賛している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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