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ガソリン口コミ情報で会員数急増中の「gogo.gs」

2007/12/13 08:00
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 石油情報センターの発表によると、レギュラーガソリンの店頭小売価格は11月10日時点で150円(全国平均)。前年の137円と比べると約9.5%の上昇となる。

 年末に向けて石油製品全般の需要が高まる中、ガソリンの価格比較サイト「gogo.gs」を運営するベンチャー、ゴーゴーラボが注目を集めている。

15万人が作り出す全国ガソリン価格の口コミ情報サイト

 ガソリンの価格は、石油元売りの企業各社が為替相場や原油価格を反映させて卸価格を決定した後、小売り業者であるガソリンスタンドが立地や近隣店舗との価格競争により日々変動させるという。gogo.gsは、全国15万人の利用者の口コミ情報により、全国4万店以上のガソリン価格の情報を持つ。

 gogo.gsのサービス開始は2004年11月。当時ウェブ制作の会社でサラリーマンだった小川智史氏(現、代表取締役)が「自分でも何かウェブのサービスを作ってみたい」と立ち上げた。

 登録会員数が10万人を超えたことをきっかけに2007年6月に起業し、現在は一人でgogo.gsと、口コミのドライブ情報「GOGO!NAVI」を運営している。

ドメイン検索で「gs」見つけてサービス開始

 小川氏がgogo.gsを始めた直接のきっかけは、ドメイン検索で「gs」を見つけたことだったという。当時、ちょうどガソリン価格の高騰が話題になっており、gsと「ガソリンスタンド」が結びついた。「身近な地域について、スタンドごとの価格差と変動を知ることができたら面白い」という気持ちでサイトを開設したという。

 公開当時は、休日のたびに小川氏がバイクのヘルメットに音声マイクをつけ、走りながら目に入るガソリンスタンドの価格を吹き込んで回り、ひたすら投稿していた。利用者から送られる要望や苦情には毎晩3〜4時まで対応し、朝が来ると出勤。その生活を繰り返しながらさまざまな機能を実装し、約3年間運営してきた。

gogolab小川氏.jpgゴーゴーラボのオフィス。「いずれは事務所を持ち、若いエンジニアと働きたい」と小川氏。

 小川氏は、起業の前年の2006年に結婚している。起業時は、子供が生まれたばかりだったという。安定した収入を失う可能性があることに不安はなかったかと聞くと「妻が『失敗するなら今しかないよ。子供が大きくなるともっとお金がかかるし、最後のチャンス』と言ってくれた」のだという。

 現在は、日産のカーナビ「CARWINGS」への情報提供や携帯電話のサービスの対応なども実現。また、11月には、中古車SNSを運営し、板金工場などの情報を持つトロイカとの協業も始まった。会員数は着実に伸び続け、11月からの1カ月間で会員数は1万人以上増えた。gogo.gsに広告を出したいという問い合わせも多いという。

 小川氏は今後、gogo.gsの新機能を追加するとともに、ガソリン以外のサービスも立ち上げたいと話す。「年配の方がgogo.gsを知っていると言ってくれたのは嬉しかった。よりリアルの生活に近いところにニーズがあると思うので、普通の消費者の気持ちで情報収集をしながら新しいサービスも立ち上げたい」と丁寧ながらも楽しそうな口調に話した。

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