筆者は幸運にも、米国時間9月16日の夜に行われた、サムスンのタブレット端末「Samsung Galaxy Tab」の発表に立ち会うことができた。この記事では、同社がニューヨーク市にあるショールームでこのデバイスを世界にどう発表したかを通じて、同社のGalaxy Tabの位置づけについて考えていくことにする。
まず、背景について説明していこう。サムスンのGalaxy Tabはタブレット型コンピュータであり(ThinkPadではなく、iPadを想像してくれればいい)、Appleの「魔法のような」デバイスと直接的な競合関係にあるように見える。iPadとの比較は、これまでもほのめかされたことはあったが(例えばDell Streakだ)、Galaxy Tabの場合、サムスンは成功を収めるiPadの後を本当に追っているようで、同社幹部は発表の際、名前こそ挙げなかったものの、(「10インチのタブレット端末とは違い・・・」など)明らかにiPadと推測できる発言をしていた。
サムスンが認めている同デバイスの仕様と機能の一部は以下のとおりである。
これらの詳細については、議論すべきことも多い。以下ではひとつひとつ議論していきたい。
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