進化を確実に遂げた--レノボ「ThinkPad X61」

レノボ
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内容:レノボからThinkPad X61が登場した。60から1つ進んで61。違いといえば大きなものでは中のチップセットが945から965に1世代進んでいること。そのほかは大きな違いはなく、一部のパーツ配置が変更となり、インターフェースの整理などが行われているだけ。真面目すぎる正常進化だ。

「Santa Rosa」ことCentrino Duoプロセッサー・テクノロジー

  • ThinkPad X61。新旧の違いはほとんどわからないくらい、伝統的なデザインを踏襲する。今回試用したのはカスタマイズモデルで、Core2 Duo T7300、120GバイトHDD、1Gバイトメモリ×1の構成

 ThinkPad X61は比較的小型のモバイルPCでありながら、最新のCentrino Duoプロセッサー・テクノロジーを搭載している。以前より「Santa Rosa」のコードネームで呼ばれていたものだ。

 チップセットは新しいモバイル インテルGM965 Expressを搭載し、CPUはFSB 800MHzに対応する新しいシリーズとなった。無線LANも進化し、IEEE 802.11nドラフトに対応するインテルWireless WiFi Link 4965AGNとなった。中身はきちんと1世代分新しくなっている。

  • 利用開始直後のデフォルト時のデスクトップ

 特に比較的軽量なモバイルノートPCでは、「Santa Rosa」搭載PCは少なく、しかも通常版のCore 2 Duo T7100やT7300を搭載する最もパワフルなモバイルノートPCといえよう。

  • こだわりのキーボードと赤いトラックポイントも定番。X61から指紋センサーの位置が右にずれた

  • 天面は完全なフラットに見えるが、中央が微妙に盛り上がり、強度を保つ工夫をしているという

  • 正面から見えるものは、液晶を開くためのラッチレバー

  • 背面にはなにもない。下方向の切り欠きはバッテリー。ヒンジも後端にあるため、液晶は180度開く

  • 右側面にはIEEE 1394、USB、音声入出力、モデム、ACアダプター入力。切り欠きは内蔵HDDのフタとなる

  • 左側面はPCカードスロットとSDメモリカードスロット、LAN、VGA、USBとCPUの廃熱スリットがある

  • 底面は少しごちゃごちゃしているが、分解用にどれを外すかのアイコンが表示してある。中央右のコネクターはドッキングステーション用

  • ACアダプターは大きくも小さくもない程度の大きさ。従来と変わらない

  • バッテリーは取り外しでき、このほかに倍の容量をもつものや、下にドッキングするタイプも利用できる

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