「W5Fe」はその大きな特徴でもある「Windows SideShow」を搭載する以外は、一般的なモバイルノートPCだ。Windows Vistaで既存の各種アプリケーションを使っている範囲では、サブディスプレイの搭載を意識することはないからだ。
PCとしてのパフォーマンスも申し分ない。CPUはCore2 Duo T5500で、メモリはオンボード512MバイトとSO DIMMモジュールで合計1Gバイト。ハードディスクは80Gバイト。グラフィックはインテル945GM Expressチップセットに内蔵のものとなるなど、最近の中級クラスのノートPCの標準的な構成となっている。
液晶画面は12.1インチのワイド画面。1280×768ドット表示で、XGA画面に比べて横にひとまわり大きくなっている。Windows Vistaのサイドバーの分だけ大きくなったと思えばよく、Vistaにぴったりのサイズといえよう。
液晶は光沢ありタイプ。光沢を避ける人もいるが、輝度の高いCrystal Shine液晶を装備、利用時の液晶と目の距離などの条件によっては問題にならないばかりか、深みのある黒の表現力は光沢タイプならではのもの。さらに映像エンジンSplendid(スプレンディッド)によって、表示する映像にあわせて色調整を行なうことも可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス