ここ1〜2年、ワイヤレスマウスを店頭で見かけることが多くなった。マウスからケーブルがなくなれば、取り回しもしやすく、持ち運びも便利だ。一般的な有線タイプのマウスと比較してもそれほど高価でなくなった現在、注目されるのは当然と言えるだろう。
しかしワイヤレスマウスは、一般的な有線マウスと比較して使い勝手に劣る点も存在する。ひとつはマウス本体の充電や、電池の交換といったメンテナンスが必要になる点。ワイヤレスマウスの多くは、本体電源の消耗を防ぐため、利用のたびに電源スイッチをON/OFFする必要がある。最近はレシーバの着脱で自動的に電源がON/OFFされる製品も増え、手間は軽減されたものの、有線マウスに比べて余分な手間が必要なことには変わりはない。
もうひとつは、電池を内蔵することに伴う重量の増加だ。ワイヤレスマウスの中には単3電池や単4電池を用いる機種も多く、一般的な有線マウスよりはどうしても重くなってしまう傾向がある。単4電池2本でも確実に20gは増加するため、100gを超えるヘビーウェイトの製品も珍しくはない。
今回紹介する「バッテリーフリーマウス」は、「リニアカップリング方式」と呼ばれる独自の無線技術を採用することで、これらの問題点を解消した製品だ。マウスパッドを兼ねたUSB接続のレシーバーから給電することにより、充電なしでマウスをワイヤレスで操作することができる。いちいち電源をON/OFFする必要がない点は、大きな魅力だ。
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